2023.02.03
冷凍車・冷蔵車とは?
■目次■
1,冷凍・冷蔵車とは
1-1冷蔵・冷蔵車っていったい何度なの?
1-2冷凍・冷蔵車ドライバーのお仕事とは?
2,冷凍車・冷蔵車で配送する物って?
2-1冷凍車で配送する商品とは?
2-2冷蔵車で配送する商品とは?
冷凍車・冷蔵車はそれぞれ何度以下と
いう温度の基準があります。
商品を-15℃以下に保ち続けるトラックが冷凍車、10℃以下が冷蔵車
と呼ばれます。これらの基準は、JAS法・食品基準法で定められています。
ですが、冷凍便の基準温度を-15℃でなくそれ以下の温度に設定している運送会社も存在します。というのも、冷凍食品に関しては、行政や団体が独自基準を定めるケースがあり、そこでは温度を-18℃以下に保持するというルールがあります。
温度は低ければ低いほど、食品の劣化も抑えられ、輸送品質は向上するため、
独自基準でアピールしている運送会社もあるということですね!
温度管理の必要な食品を運ぶことが多い冷凍・冷蔵車では、
その運び手であるドライバーの存在も非常に重要と言えます。
ドライバーは、商品の預かりからお届けまで適切な温度管理をするだけでなく、
信頼性や安全性や、作り手が込めた真心も載せて運ぶ必要があります。
品質管理をしながら商品の物流を支える、社会にとってかけがえのない仕事
ということですね。
冷凍車・冷蔵車は様々な商品をそれぞれの適切な温度で運びます。
よって一口に冷蔵・冷凍といっても、温度帯ごとに適した商品があるということなんです。
庫内温度が-18℃以下の冷凍トラックでは冷凍食品や冷凍魚・冷凍肉を運べます。
また、より強力な-25℃以下で保つことができるトラックではアイスクリームなども運ぶことが可能です。
基本的に生鮮三品を扱います。
生鮮三品とは、「青果」「精肉」「鮮魚」の3つのカテゴリーを指します。
これらは、品質維持のために一定の温度を必要としている食品を指したものです。
先ほど、冷蔵車は10℃以下という話をしましたが、この3つのカテゴリーでも商品によって温度帯はバラバラです。
例えば、精肉は0℃前後、葉物野菜は2℃前後、というように微妙に適正温度が変わるんですね。
具体的な配送物とその適正温度を挙げていくと、商品に合わせた様々な温度帯区分があることがイメージできたのではないでしょうか。
ご家庭の冷蔵庫で保管してある商品は、だいたい冷凍・冷蔵トラックで運ばれてきたものだと
思いますので、どんなものを運ぶのか興味のある方は、
一度ご自宅の冷蔵庫を開けて見てみると新たな発見があるかもしれませんね。
私たち、阪神商事も大阪で冷凍・冷蔵輸送を行っており、
ドライバーさんを募集しています。
こちらに募集要項が記載されていますので、
気になった方はぜひご覧になってみてくださいね。